黒の教団所属のエクソシスト

名前を見て判る通り、日本人。











「って日本人なんですよね」


「いきなり何よ、アレン。そうだけど、どうかした？」


「いえ。神田と同じかぁと思って」


「あぁ…珍しいもんね、日本人て」



「俺らは見せ物じゃねぇぞ」



「神田もも英語で会話してますよね。日本語で会話ってしないんですか？」



「……だって日常的に使うの英語じゃない？」


「わざわざ日本語使う意味もねぇしな」


「同じ日本人同士なんだから、日本語で会話してもいいと思うんですけど」



「いいんだけどねぇ。なんか英語に慣れちゃってるからさ」




『日本語で会話なんて普通しねぇよな。何言ってんだこのモヤシ』


『神田。そっだらごど言っだら駄目だべさ。

　アレンだっであんまながよぐねおめとながよくすっぺど思っでんでねが？』


『………お前…出身どこだ』


『ん？東北だけんども』


『（それでか…）』


『どした、おらの顔に何がついでっか？』


『いや……悪い、英語で頼む』


『日本語で話して来だの神田でねが。

　此処さ来でがら日本語喋っでねがら喋りてーんだ』


『俺江戸出身だからお前の言葉いまいちわかんねぇ』


『……みったぐないなおめ』


『（みったぐない…？）だから英語で喋れ』





「……可愛くないやつだっつった」





「（…あ、僕のしってるが帰ってきた）」


「お前の日本語訳わかんねぇ」


「バカにすると怒るよ」


「……僕何がなんだかわからなかったんですけど」
































お国ことば








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神田が東北弁でも面白いかな、と思ったけどやめた

間違ってたらごめんなさい





2006/07/26　カルア