「……うーん」

オレは今猛烈に悩んでいる。何をって、そりゃあ可愛い可愛いの事。そう、今オレの手の中には小瓶が2つ。1つは即効性の強力な媚薬、もう一つは『女神の誘惑』っていう、まぁ言うなれば携帯用の触手だ。何でオレがこんなモン持ってんのかっつーと、今日仕事で会ったブローカーのおっさんに貰ったんだけども。あのエロオヤジ、何でこんなもん作るんだっていうかなんでオレによこすんだ。----まぁ、そんなこんなでオレは現在葛藤中なワケです。そりゃあ媚薬にやられて触手に犯されて可愛く啼くも見てみたい。でもそんな事して嫌われるのだけは嫌。でも見たい。そんな葛藤。

「……どうすっかなー」

が帰ってくる予定の時間まであと15分。そう、時間はあとそれだけしかない。男なら本能に従うべきか、それとも愛しい彼女の体を気遣ってやめておくべきか。ああ、でもやっぱり乱れに乱れたを見てみたいっていう誘惑には勝てそうもないワケで。

「おーいティキー?いるー?」
(!おい予定よか早くねぇか!)

とかなんとか悩んでるうちに、予定よりも10分ほど早く愛しいは帰宅した。オレの部屋のドアをノックしながらあけるいつもの無意味っぷりは今日も健在。ああ、頼むから今日だけはそういうことしないで欲しかったよちゃん。

「なんだ、いるじゃーん。ただいまぁ」
「お、おうおかえり
「?何これ」

「あ、バカお前それ開けんな…っ!」

「え?」

そう、そしてはオレが手に持ってたビンのうちの一つ、よりにもよって携帯用触手入りのビンを開けてしまった。途端ビンの中から出てきたのは緑というか黒というか、そんな色のぬるぬるしたまぁ気色悪い触手。ああなんてことをするんだこの子は。

「きゃあああああ何これ気色悪いティキこれ何やだ助けてー!」
「ちょ、え、
「や、んっ!何すんのエッチー!」

触手グッジョブ。じゃなくて。そりゃ絶景なんだけども、待て待て止まれオレの理性。そんなオレの葛藤なんてまるで無視して触手はの服の隙間からの体を撫で回す。ああその肌に触れていいのはオレだけなのにでもでも触手に触られて顔真っ赤にしてるも可愛いけど、でもやっぱ触手なんかにの肌を触らせるのはやっぱり嫌で、でもがめちゃくちゃカワイイ訳で……

「ちょ、ティキ、なに、これぇっ!」
「何って、触手…」
「はぁ?!ちょ、あんたなんでこんな…っやぁんどこ触ってんのよすけべー!」

は触手にしっかりと捕えられたまま床の上で顔真っ赤にして息を上げて、その声はいつもオレに抱かれてる時みたいに上ずってそれはそれは艶のある嬌声な訳なんだけれども、ええとオレどうしたらいいのかなこのまま触手に犯される見てて理性保てる程オレできた人間じゃないワケで……

「ひゃ、あ…っやぁんっ!てぃ、きっ助けて!」
「……」
「何無視してんのよ助けてってばぁ!や、んっきゃぁっ!」
(やっべー超イイかもこれ…)

そうこうする間にも触手くんは器用にの服を脱がして、はもう素っ裸。ああ絶景。ってかそーじゃなくて、いやそりゃあ触手に犯されかけてるもカワイイしいつもと違ってそりゃあ刺激的なんだけれども、待て待て止まれオレの理性。

「っひ…!や、ふ、ぁ…っ!てぃ、きぃ…ったすけ、てっ!」

あれれ、ちゃんってば何顔真っ赤だしねぇ頼むからそんな目でオレを見ないでよオレ止まれなくなっちまうよ?ああいっそ触手とオレとで楽しんでみようかなんて腐れた欲求がオレの頭に浮かんでくる。明日の朝が怖いといえば怖いけれども、こんな美味そうな据え膳食わない男は男として終わってると思う訳で、

「……、きもちい?」
「きしょ、わる…っぅぁんっ!」
「の割に感じてね?」

ああ、オレの理性もう限界。だって無理だろ、こんな可愛いを見てて何もすんなってそりゃお前拷問に近いだろ。ってゆーか拷問だろ?そういえば触手が入ってたビンには注意書きがあったはず。と思ってビンを持って小さい字で書かれた注意書きを読んでみたならば

(何何…この『女神の誘惑』は媚薬効果のある体液を対象の体内に注入し…えええマジでか…エサは女性の愛液…おいおいおいおいおい…なお依存性はほとんどなく、週に一度程度エサを与えれば半永久的に生きて繁殖を…増えんのか…)

「ひゃぁっ!あ、や…っあつ、いぃ…っ」
「(へーほんとだ…)」
「てぃ、きぃっ!これ、取ってぇっ!なんか、へん、だよぉっ!」
「ん?」
「きゃぁんっ!や、どこ、さわって、のよ…っ!」
「だから開けるなっつったのにお前開けるんだもんオレ悪くねーし」
「ふざ、け…っきゃぁんっ!や、いれ、ちゃ、らめ…っきゃはぁんっ!」

ああ、もうグッバイオレの理性。体液に媚薬効果があるとか書いてあるだけあってその効果は絶大らしい。触手がん中入った途端は目を見開いてそりゃあ刺激的なカワイイ嬌声を上げた。正直オレのマグナムは元気いっぱいでそろそろ限界な訳よ、ちゃん。なぁたまにはこんな刺激的なセックスもいいだろ?なんて思いながらの体に手を伸ばせばはオレの手が触れた瞬間大きく体を仰け反らせて悲鳴に近い嬌声を上げた。

「何、お前触手に犯られて感じてんの?わー淫乱」
「ち、が…っへん、らのぉっ!」
「違うって、舌回ってねーじゃんここドロドロだしさあ」
「…っや、みちゃ、やぁっ!」
「こんなぐっちゃぐちゃにして触手飲み込んで。お前いつからこんな淫乱ちゃんになっちまった訳?
「ひゃ、あんっ!や、ぁっ、てぃき、ティキぃっ!」
「あーあ…すっげー音」

参ったね。使うつもりなかったけどこれは美味しすぎる。こりゃブローカーのおっさんに感謝しなきゃな、とか思ってる間にも触手はを犯し続けてて、は触手に絡め取られたまま全身を撫で回されてそれはそれは可愛く啼いている。

「や…ッ!おしり、らめ…ッきゃぁあああんっ!」
「ダメじゃねーだろ、ちゃんと開発してやったんだから大丈夫だって」
「ひゃ、あ…っやぁんっ!」

どうもこの触手から出る体液はそりゃ強力な媚薬らしい。今までけっこう媚薬とかの類は使ってみたけれどここまで見事に理性が崩れたは見たことないし後ろにパール突っ込んだままヤった時だって此処まで理性崩れてくれなかった訳で、そんなこんなでオレ的にはすっげぇオイシイ状況なんだけれども、やっぱりオレ以外で感じてるを見てるのはちょっとだけ腹が立つ。

、どう?オモチャよか気持ちいい?」
「や……っおかし く、なるぅっきゃはぁぁあっ!」
「前後同時ってどうよ?なあ、言えるだろ?
「あ……ッごりごりって、してゆ、のぉ…ッあ----ッ!」
「…ったく……こんなんで感じて、お前ほんと淫乱だな?

のナカを犯してる触手のうちの一本、まぁつまり前を犯してた触手をずるっと引き抜いて、ファスナーだけ下ろして限界まで張り詰めたオレを宛がう。だって正直面白くねぇもん、オレ以外にここまで感じてるって。やっぱさ、オレでイってほしいわけよ、彼氏としてはさ。

「や…ッてぃき、」
「いやあ、こんなの見せられてガマンしてろって方が無理っしょ」
「む、りぃっ!」
「大丈夫だって。力抜いてな」

慣らす様に2、3度擦り付けてやればまた半透明の液体が溢れてきて、そのまま一気に挿れてやればはひときわ大きな声で啼いて体を振るわせる。もしかしてイったかなとか思ったらやっぱりビンゴで、潮まで噴くもんだからオレのズボンとシャツはびしょ濡れ。かといって止まれる訳もなく、後ろに触手が入ってるせいでいつもよか余計締め付けられるしマジでオレ保たなそうだなぁとか思いながら突き上げてやればまた甲高い声が上がる。

「きゃぁあああんっ!や、てぃき、てぃきぃっ!」
「は……っ、すっげ、ぐちゃぐちゃじゃんどうしたの
「ひゃぁあああっ!や、こすれて、るぅっ!」
「はは。すげーないつもよかキツいわ…っ」
「あ----ッ!やらぁはげし、いのぉっ!」

マジでヤバいかもオレ今日早そうだなぁ、なんて思っちまうくらいんナカは熱くてドロドロで。そのくせ締め付けはハンパねぇし絡んでくるし、上がる嬌声もいつもより120%増しで色気があって艶やかで、見下ろすは触手に両手首縛られてるし胸もくっきり形が判るよーに抑えられててその勃った乳首は触手の体液でぐちゃぐちゃで、媚薬効果のある体液で全身ドロドロなの表情は恍惚なんて表現通り越してそりゃあエロくって。ああ、ごめん、オレ今日は止まれない。

「すっげ…皮一枚隔ててオレと触手擦れてんし…はは。な、気持ちい?」
「ひ…ッあ、あぁあぁあッ!や、ぁっいっちゃ…ッくあぁぁああっ!」
「判んねーか……しかしすげェなこれ…っハマりそー」
「ティ キぃッ…やぁ、の…ッてぃき、が いーのぉ…っ」
「……?」
「こ な、の、いやぁ…ってぃき、これ 取、ってぇ…っ」
「えーなんでよめっちゃ感じてんじゃん」
「やぁの…ッティキの、じゃ なきゃ、いやぁ…っ」


ねぇ何このコすっげー嬉しい事言ってくれんね?オレのじゃなきゃやだとかってさ今まで言われた事ねーんだけどオレ超嬉しー…じゃなくて。そりゃあこんなあられもないカッコのはすっげーオイシイ訳だけども、オレのじゃなきゃいやだなんて言われた手前その可愛すぎるオネガイを聞いてやらない訳にもいかない訳で。少しばかりもったいないよーな気もしたけど、仕方ないよなあ。

「てぃきぃ…っ」
「ん、ごめんな。ちゃんと愛してあげるからちょっと待って」

のおでこを撫でてキスしながら言ってやればはやんわりと微笑んだ。オレはの腹の上に陣取ってる触手の本体を掴んで、弱点というのか何と言うのか、兎に角説明書きにあったとおりに白い斑点を強く押した。途端触手は小さく丸くなって勝手にビンへ戻って行った。触手から開放されたの身体には触手の痕がくっきりと残っててこれまたエロくて、ついでに言えば媚薬効果もばっちり残ってる訳で。挿れたままだったもんだから軽く腰を動かしてやればは不意打ちに甲高い嬌声を上げた。

「きゃぁんっ!」
「んーなぁ、前と後ろとどっちでイきたい?」
「あ……ッおし、り…っが、いい……」
「ああ久し振りだったし触手に犯られて気持ちよかったんだ?」
「ちが…ッてぃき、」
「冗談だって。ちゃんと消毒、な」

のナカから一回抜いて、そのまま足を高く持ち上げて肩にかける。バックでヤった方がの負担になんねぇんだけど、それだとが感じてるカワイイ顔が見れないからオレはあんまり好きじゃない。ごめんな今日だけはマジで止まれないんだ、オレ。

「てぃき…っ」
「んー?」
「は、く…ッちょーだい…?」
「何を?」

ついでに言えばオレのサド心にも火は付いてる訳で、触手に犯されてあんだけ感じてるを見てて正直面白くはなかった訳で。それに薬で理性崩れてっから多少のイタズラ心出したっていいだろ?だって恥ずかしがるカワイイもん。

「てぃき、の……っ」
「オレの?あぁ指?」
「ちが…っ」
「じゃあ何が欲しいの、ちゃんと言えるだろ?
「……ッてぃき、の…っこれ、ぇ…っ」
「ッおい、ちょ…」

はオレを見上げたまま完勃ちになったオレ自身を握った。参った何だ今日のちゃんサービス精神旺盛すぎやしませんか?つか、お前、扱くなマジで今日ヤバいんだからやめろって。

「これ、ちょーらい…?てぃきの、おっきいおちんちんで、のおしり、ぐちゃぐちゃにして…?」
「おま……今日可愛すぎ」

あーもう何ですかこの可愛すぎるコは。そんな可愛くオネダリされたら止まれる訳もない。のオネガイ通り、さっきまで触手が挿ってたソコに先端を宛がってやればは腰を浮かせてゆるゆると腰を振る。ああもうオレ今日は止まれない。明日がベッドから起きられなくなって怒られてもこの際そんなの関係ない。据え膳食わぬは男の恥、という訳でイタダキマス。

「きゃあああああんっ!や、あっおっきいぃ…ッ!」
「ん…すっげー簡単に入ったな…」
「あぁあああんっ!や、らぁっ!はげし…ッ」
「ごめんなオレ今日止まれそうにねぇの…っ」

オレの動きにあわせて跳ねるの背中と上がる声と、ついでに言えばの体中に付いた触手の痕にオレの理性は駄々崩れ。手加減なんて忘れちまって、それでもはばっちり感じてそりゃあキレイな嬌声を上げる。その度に締め付けられて、正直ヤバい。オレが突き上げるたびにのソコから白濁した液体が溢れて繋がりあう部分を濡らして、そんでオレらはまた深く繋がって。

「ティキ、ティキティキ…ッ!やぁあんっ!あ、っは…きゃぁんっ!」
「すっげ…なぁシーツまでびしょ濡れなんだけどさ、こっち栓しといたほうがいいよな?」
「え、な……ッやぁああんっ!やらっゆび、やぁああんっ!」
「だってのココすっげー大洪水じゃん、シーツドロドロだしさあ」
「う、ごかさ な、いで…ッきゃはぁああんっ!」
「お、すっげーこれリアルに判るなー」
「やぁあんっそ、なッごりって、しな…ッにゃああぁあんっ!」

んナカは相変わらず熱くてドロドロで絡み付いて来て、抜こうとするたびに締め付けられるモンだから抜くに抜けなくて、指を動かす度にまた音立ててのソコから液が溢れて、ああまいった逆効果?とか思ってももう遅い。の嬌声ももう言葉にはなってなくて、ただ焦点の合わない目でオレを見上げて掠れた声で啼くだけで。

「ん…ッやっべぇなこっち久し振りだから…保たね…ッ、出すぞ…?」
「てぃ、き…ッにゃはぁぁんっ」
「……っは…、どこ出して欲しい…?」
「あ…ッかお、かお、にぃ…っかけ て…っ」
「ん、顔な……ッ」

情けない事に繋がりあってから10分と保たずオレはもう限界。言い訳にしかなんないけどそれもこれも可愛すぎるが悪い。早けりゃその分回数こなせばいい訳で。の尻ん中も触手の体液でドロドロで、まぁつまるとこオレにもその媚薬効果はばっちりキてる訳でどうにも止まれそうもない。

「きゃぁ、んっ!やぁ、これぇっ!」
「んーだって顔がいいんだろ?こーしたらほら、ちゃんとかかるじゃん」
「あ----ッ!や、ふか いぃっ!」

立て膝付いての身体持ち上げて、は頭だけ床の上。息苦しいのか声も絶え絶えで、それがまたオレのS心をあおってくれる訳で、上から思いっきり突いてやればは息を詰まらせてオレを見上げた。

「ん……やっべ、これいいわ…」
「きゃ…ッくぅ、あんっ!や、ぁっ!」
「あーやべ…ッ、出す、ぞ…ッ」
「ん…ッかけ、て…ッのかお、ティキのせーえきで汚し、てぇっ!」
「はいはい…ッ」

ラストスパートをかけてやればはひっきりなしに声を上げてオレを締め付けて。耐え切れずにナカでイっちまいそうになった訳だけれども可愛い可愛いのオネダリを聞かない訳にも行かず、がイった締め付けで思わず出そうになったけど間一髪引き抜いてそのまま出せばオレの白濁はの真っ白な肌と真っ黒な髪を汚した。

「はは。すっげーエロい顔」
「てぃき…ぃ…」

はオレを見上げたまま指先でオレの精液を掬って口に運ぶ。真っ赤な舌先がオレの白濁で汚れて、は恍惚の表情で顔にべったりとついた精液を指で掬ってはキレイに舐め取りながらオレを劣情にまみれた目で見上げるもんだから、そんなを見てオレの息子もまた完全復活。参った今日はどうにも止まれそうもないな、とか思ってたらは身体を起こしてオレの息子を手に取る。何すんの、って言う前にがそれをぱっくりと咥え込むもんだから、予想もしない嬉しすぎる不意打ちにオレは声を詰まらせた。

「…ッ」
「ん、ぅ…っふ、ぁ…」
「ちょ、おい…」
「きれーに、したげるぅ…」
「…ッは…」

相変わらず、は物凄くフェラが巧い。オレがオレ好みに仕込んだんだから当然といえば当然なんだけども、それでも今日ののフェラはヤバい。ちょっとでも油断しちまったらすぐにでもイっちまいそうなくらい。オレが仕込んだとおり、咥えたまま見上げて舌を出す仕草もいつもならちょっとしたスパイス程度なのに今日はそれだけでイけそうなくらいオレにも媚薬効果はばっちりらしかった。

「ん、ちゅぅ…っはむ、ぷぁっ」
「っは…何今日ずいぶん気合入ったフェラしてくれんじゃん、」
「っん…てぃき が、」
「オレ、が?」
「ティキが、しゅき、だから…きもちく、らって ほしーの…」
「……お前ほんとオレの理性粉々にすんの得意な」
「…ふぇ?」
「もー1回。つーかオレの限界まで付き合え」
「うきゃ…ッ!やぁんっ!てぃ、きぃっ!」
が悪ィんだぞ。1回だけで止めといてやろーと思ってたのにさ、」

そーやってがカワイイ声と顔で煽るから、オレもうエンジン全開なの。なんて押し倒しながら耳元で囁いてやればは顔を真っ赤に染めてオレにしがみつく。あぁ、なんて可愛いオレのケリード・アマンテ。



















夜にはいキスを

(そしてふたりでとけあって)







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玩具と媚薬で激裏ということなんですが触手って玩具の域出てますよねよく考えたら(おい)ほんと腐った思考回路しててごめんなさい。というかこれR-18指定で大丈夫なのかながくぶる
返品苦情はいつでも受け付けますのでどうか受け取ってやってください!リクエストありがとうございました!