夏休み、という事でいつもなら学校に行ってるはオレの部屋のベッドの上で寝っ転がって本を読んでる。そりゃあ愛しいと1日中一緒にいられる訳だから彼氏のオレとしては嬉しい限りなんだけれども今は夏真っ盛り、はキャミソールにホットパンツというなんともまぁ刺激的な格好な訳で、が寝返りを打ったりページをめくったりする度にちらちら見えるのは寝返りに合わせて揺れるの胸。しかも下着を着けてないモンだから薄手のキャミソールにうっすら見える乳首のシルエットと、寄せられて出来る谷間にさっきからオレはドキドキ。それに加えてホットパンツからのぞく太ももはそりゃあ真っ白で細くってすらっと長くて、それもまあ見事にオレの理性を揺さぶってくれている訳で。かといってココで襲っちまえば考えるのも恐ろしいほどの拷問に合う事はまず間違いない訳で……。なぁちゃんいい加減着替えてくんないかなぁオニーサンの理性もそろそろ限界なんだけど。

「…ティキ、顔へんだよ」
「は?!え、あ、?」
「何ぼけーっとしてんの、頭沸いた?」

とかなんとか考えてたオレの目の前に、テーブルにひじを付いたの顔。そっから少し視線を落せばキャミソールの胸元から覗くオレが育てた胸の谷間とそれに加えてキレーに浮き出た鎖骨のライン。うわぁ絶景、いい眺め。…じゃなくって。

「いや、あのな、そろそろ着替えて来いって」
「なんで。やーよ暑いもの」
「そうじゃなくてだな、あのな……その、」

意識せずとも視線は勝手にの胸の谷間に行っちまう訳で、がそれに気付かない訳もなく、オレの視線を追ったは顔を真っ赤にして胸を両手で抱え込んでオレから飛びのくように離れた。

「……!やだちょっとどこ見てんのよこの変態ッ!」

というの叫びと、林檎みたいに真っ赤に染まったの顔を最後にオレの意識は見事に暗転、頭が痛いあたりどうやらが持っていたえらく分厚い童話の本で力いっぱい叩かれたらしかった。







Viva


(だってしょうがねえだろオレだって健全な26歳の男なんだから!)





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へ、変態…!ごめんなさい書いててめちゃくちゃ楽しかった!(おまえな)