貴方はいつも 笑顔で嘘を吐く


私を好きと言うその唇で 違う女に愛を囁く


私を抱くその腕で 違う女に触れる




だから私は   貴方が大好きで   大嫌い




















「………なぁ?なんで最近冷たいんさ?」



「別に、冷たくした覚えなんてないけど」





机に突っ伏してラビが言う。

気付いてないのか、確信犯なのか。


この人を好きでいる事に疲れた私がいる。






「……それにしちゃ、オレの目ぇ見てくんないね」


「気のせいでしょ」






貴方だって私の事見ていない。

見ているのは上辺だけ






「……なんか怒ってるさ?」



「自分の胸に聞いてみたら?」







私が此処でラビを振ったとしても

ラビには他に付き合える子はいるものね。


私じゃなくてもいいんでしょう?







「……オレはが好きだよ」



「…………」





嬉しかったその言葉だって

今はもう信じられないんだ







「だからオレを見てよ」


「………ラビ」









私は貴方が好きだけど












「オレが好きなんはだけさ」










貴方は私を見ていないね











「………私も、好きだよ」




















泣きたくなる時は多いけど

























(いつか私だけを見てなんてそんな事)










*****************************************************

甘い夢ってどう書けばいいんですか?




2006/08/24 カルア